「妊娠」カテゴリーアーカイブ

想像の世界は怖いです

女性として産まれたので、いつかは妊娠して出産するのかな?なんて、学生の時には少し憧れのような感じで思っていたのですが、周りの友達が妊娠したり出産したりする姿を見たり聞いたりしていると、年齢を重ねる毎に現実味が増してきて、憧れだったことが少し恐怖にも感じるようになってきました。

ベルタママリズム

鼻からスイカを出す様なものだというたとえから分かるように、お腹の中で育つ子どもの大きさと、産まれてくる場所の穴の大きさが違いすぎます。なぜ、もっと産みやすいような体にならなかったのか、不思議でなりません。

また、友達が言うには、出産した直後は、あまりのつらさに絶対にもう妊娠しないと思っていても、子育てしているうちにそんなことを忘れて、再び妊娠しようかななんて思うんだそうです。不思議ですよね。そして、陣痛が襲ってきた時に、以前の出産の時のことを思い出してくるのだそうです。

世の中には、数え切れないほど、出産を経験した人がいるので、未経験の私が想像しているよりも、案外平気だったりするのかななんて思ってしまう程です。いつか自分が妊娠や出産を経験した時に、想像してたよりも大丈夫だったと、誰かに言ってあげられるような、出産経験をしたいと切に願います。

完全母乳、完全ミルク、混合、それぞれの良さがある

私は子供が2人います。1人目妊娠中はただ漠然と産まれたら母乳で育てるんだとばかり思ってました。ですが自分の思いとは裏腹に、1人目の子は母乳瓶でしか飲んでくれなかったのです。妊娠中、助産師さんに扁平乳首と言われてました。マッサージ等すればきっと大丈夫という言葉を信じてました。

ベルタママリズム

が、切迫早産でマッサージできず、出産しました。出産してから赤ちゃんに黄疸が出たり、私が一週間くらい病気にかかり薬を飲まなくてはならなくなり母乳瓶で与えてたせいか、母乳瓶でしか飲んでくれなくなりました。一人で頑張ってもダメで、産後の市からの助産師さんの訪問の時に相談して母乳をあげる行為をしてみたら大泣きされ、涙が出てきました。

そしたら助産院を紹介され、そこに通うことになりました。ですが、通い始めて三回目の時、周りのお母さん達は直接母乳あげることができているのに、全然飲んでくれない我が子を目の前に泣いてしまった私。助産院の方も遠回しに直接母乳じゃなくても、母乳瓶に母乳をいれてあげたりする方向に持っていこうとする姿勢がみえ、更に気分が落ち込み、助産院に行くことすらなくなりました。

丁度同じくらいの子供を産んだ同級生達と会うことになり、カフェでお茶していると…みんな各々に授乳ケープをしだして授乳。私はというと我が子がお腹が空いたよーと泣いてもすぐあげることができず、その当時は今みたいに液体ミルクなんてありませんでしたので、粉を入れ、お湯を注ぎ冷めるまで待ってました。それをしてるのは私だけで本当に悲しくみじめな思いでいっぱいで、友達の頑張って飲ませてみたら?という何気ない言葉が突き刺さりました。

そして家で思い出して泣く日々でした。幸い私は扁平乳首なだけで母乳は沢山出てたので搾乳機などを使い、冷凍させたりして飲ませていました。ですが、やはり赤ちゃんが直接吸ってくれないので早期に母乳は出なくなり、また悲しくなく日々でした。外に出かけるのも億劫で本当に今思えば産後うつだったのではないかと思います。

2人目は絶対に母乳という気持ちで産前からプチパットなるものを使用し、マッサージも頑張りました。産後もすぐに助産師さんに相談し、乳首が切れても痛くても薬を塗り直接母乳をあげることにこだわり続け、ミルクにも哺乳瓶にも頼らず、断乳するまで完全母乳が実現できました。ですが、次は母乳瓶拒否の為誰にも預けることができず、私しか無理という状況になってしまったのです。

1人目の時は、私が体調優れなかった時は主人がミルクをあげたりして面倒みてくれたり、主息抜きに1人でショッピングしてきたらと言ってくれてましたが、2人目の時はそんな事なく美容室に行くのもやっとでした。

あれほど完全母乳にこだわっていた私に違うストレスが…。1人目の時、完全ミルクだった私だけが辛くて悲しいと思ってたことに気づきました。完全母乳も辛い思いをするということをその時感じ、友達に聞いてみたら、友達も同じような悩みを持っていました。完全母乳でも完全ミルクでも悩む。混合が一番いいかもねって友達は言ってましたが、きっと混合のお母さんも何かしらの悩みを抱えて涙してるかもしれない。子供を育てるって悩みがつきないのだなぁと改めて感じ、ここでつまづいてたらこれから先はもっと辛く悲しいことがきっと沢山待ち構えてるはずなので、母は強くならなくては!と強く思いました。

出産後の入院生活で思いがけず困ったこと

私が出産で入院した病室は、4人の産婦さんがいる大部屋でした。

大部屋は、産後しっかり休みたい人にとっては不向きだと前々から聞いていましたが…

なにせ値段も個室に比べリーズナブルだったため、妊娠中の私は深く考えずに大部屋を選択!

がしかし、後々後悔しました。

周りの物音がうるさい、自分自身も何かと気を使う、

そういったことは想定内でした。

私が一番嫌だったのはそういうことではないのです。

産後の大部屋で一番嫌だったこと…

それは、お隣の産婦さんの旦那さまが毎日長時間面会に来ること!

それでした。

あれはまだ、コロナ禍になる前の出来事でした。

病院の面会時間は、確か午後2時くらいから午後8時まで設けられていたのですが

お隣の旦那さま、毎日その時間をフルに使って滞在されるのです。

まだお子さんも恐らくお一人目、新婚さんでラブラブだったのでしょう。

毎日午後になると「来たよ~♪」と意気揚々と現れ

聞きたくはないですが「昨日はこんなテレビを見た」「帰ったらすぐ寝ちゃった」

などどうでも良い話をぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。(夫婦なので当たり前ですが。)

ベルタママリズム

夕食時になると出かけていき、どこからともなくお惣菜を買ってきて

狭い病室で奥様と、生まれたばかりの我が子と三人で家族団らん。

いやそれ、退院してからやればいいのでは…?

初日は微笑ましく思えていた私も、二日目、三日目には常に隣に来客がいることに

疲弊してきてしまいました。

ただでさえ疲れている産後、不規則な睡眠。

薄いカーテン一枚越しに異性がいる状態で、しょっちゅう我が子に授乳しなければならないのは

かなりのストレスでした。

大部屋には色んな方が入院されますから…自分自身がマナーを守れても

常識外れな行動をとる方もいるのですね。

出産する病院、値段に差はあると思いますが私は強く個室をオススメ致します!